法律事務所利用ガイド公開にあたって

多くの皆様は、ご自身は弁護士や法律事務所を利用するということはないはずとお考えではないでしょうか。

確かに、一般の方々にとっては、「弁護士=裁判=重大なトラブル」という図式が根強いのも事実でしょうし、「費用が高額」、「敷居が高い」というイメージがあることも否定できないところではあります。

しかし、実際に弁護士、司法書士といった法律の専門家を利用する形態は何も裁判だけではありません。むしろ、裁判になる前に法律専門家に相談しておくことでトラブルそのものが防げる場合は意外に多いもので、私たちが日々法律(裁判)実務に携わる中で実感するところでもあります。

特に中小企業の経営者の皆様にあっては、日々の取引のほとんどについてご自身が関与されているような場合、日頃のおつきあいの中での「信頼関係」を重視されるあまり、最低限のリスクヘッジさえもが、ないがしろにされてしまうケースが間々あるのではないでしょうか。相互の信頼も大切ですが、最終的には「自己責任」原理が貫かれるのが法律(特に民法や商法などの私法)の世界です。

この法律事務処理用ガイドは、一般個人の皆様、(特に中小規模の)企業の経営者の皆様に向けて、弁護士、司法書士や法律事務所とのつきあい方についてまとめたものです。「市民に身近な司法」の実現の一助になれば幸いです。

宇都宮オフィススタッフ一同