法律Q&A 交際・婚約・内縁「バツイチの人との結婚。念のため戸籍を見せてもらうことにしたが、注意する点は?」

バツイチの人との結婚。念のため戸籍を見せてもらうことにしたが、注意する点は?

バツイチの人との結婚を考えています。彼の言葉だけでは不安なので戸籍謄本を見せてもらおうと思います。戸籍を確認する場合に注意する点はなんですか。



戸籍は主に身分関係を公証するための書面で、氏名・出生・結婚・離婚・養子縁組・離縁・認知等に関する事項が記載されています。「バツイチの人の戸籍について注意する点」というご質問ですが、過去に結婚及び離婚をしているという事実は戸籍に記載されているものの、離婚歴の有無によって戸籍の記載方法自体が変わるということはありません。したがってここでは一般的な注意点をいくつか挙げるに留めます。ある人に配偶者がいる場合、その戸籍には婚姻に関する事項が記載されています。また離婚していればその事項が記されています。養子縁組や離縁についても同様です。また認知がなされた場合には、任意認知・裁判認知の如何に関わらず、認知者たる父と被認知者たる子の双方の戸籍に認知の旨の記載がなされます。ただし、その後戸籍に変動があった場合、被認知者(子)の認知事項は新戸籍に移記されるのに対し、認知者(父)の認知事項は移記されません。したがってその男性に認知した子がいるか否かを確かめるには、現戸籍謄本のみならず転籍前の除籍謄本を調べる必要があります。これは婚姻関係についても同様で、過去に結婚・離婚を行っていてもその後転籍がなされれば、新戸籍には出生事項が記されるのみであり、以前の結婚離婚に関する事項は移記されません。その他、ある人が成年被後見人や破産者であったとしても、それらの事項は戸籍には記載されません。



執筆日20011217

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